チームオーシャンナビ津軽海峡レポート

チームオーシャンナビ津軽海峡レポート

2014年09月20日

2014年8月21日に実施した「チームオーシャンナビ津軽海峡リレー横断」の様子をメンバーの阿部様がレポート作成してくれました。ぜひご一読ください。

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2014年8月19日(火)、楽しみにしていた津軽海峡横断リレーに行くため、羽田空港に朝7時集合、わくわくツアーの始まりです。当初は新幹線の予定でしたが、飛行機に変更、1時間強で着くので、体も楽ちん。疲れもなく青森到着。しかも、守谷先生の運転で、ワイワイがやがや(うるさいのは私?)、車中もにぎやかに竜飛に向かって出発しました。

途中、素子さんのお勧めの十三湖にある「はくちょう亭」でランチ、宿はお肉が出ないからとの事なので、唐揚げ定食、生姜焼き定食、私は、船酔いにも荒波にも勝つぞというつもりで(こじつけ)ロースかつ定食、名物のシジミ汁もついていて、美味しかったです。

まだまだ、にぎやかなドライブは続き、龍飛崎灯台へ到着。曇っていて北海道も見えない状態、あれ?明日って行けるのかしら???と不安な気持ちが・・・。

守谷先生、「北海道はあっちにあるんだけど、見えないね。」といつものようなにこにこ笑顔でさらっと言っていたけど。暗くなる気持ちを抑えながら、名物?たっぴのお母さんに会いにいきました。事前に色々話しは聞いていましたが、本当にすごい。守谷先生、素子さんを発見するとタンバリンを叩いたり、振ったりしながらお出迎え、大きな声でお話が始まりました。龍飛岬にある津軽海峡冬景色の歌謡碑前に連れて行ってもらい、音楽が流れると自然に大声で歌いだしてしまう私たちは何者でしょう(笑)立っているのも大変な程の強風の中。風、止まれというほどの熱唱でした。

そして、船頭さんに会いに行きました。
やはり、強風で、明日は無理だという事を知り、ショックは隠せませんでしたが、明後日には少し風が落ち着くから、予備日に延期にという事になりました。でも、天気予報は雨、今回は、無理かもと正直思っていました。

お地蔵さんにお参り、心から、風止んで、波無くなって、どうか、成功させてとお願いして、宿に着きました。

ここからは、もう暗い気持ちを抑えるのが大変。夜中には、バケツの水をひっくり返すような大雨、全く眠れない。でも、こんな嵐のような日に船に乗っていたら、大変だった。佐渡と違って、船には部屋がないので、ずぶ濡れです。やはり、賢明な判断だったと実感しました。 寝てないから、お腹がすいて、朝食、ご飯おかわりして、絶好調?いつもの5倍以上食べてます。津軽は寒いときいていたので、ここまでで、4キロ増やしているのに、大丈夫かな?なんて思ったりしたけど、本能に任せてしまいました。

朝、龍飛のお母さんが来て下さって、全員分のお清めのお酒を用意してくれていました。朝食後、船に少しかけるようにして祈願です。波も荒いし、大丈夫?本当に風邪止むのかなととても心配。
でも、予定にあったクールダウンで海で泳ぐという企画はどうなっちゃうの?これ、結構楽しみにしていたんだけど。アップという名前に変えればOKじゃない。という事で、下に水着をきて、車に乗って、泳ぎに。あれ?濁ってる?どうしようか?これじゃぁ、魚もみえないよねと、やめようかと思っていたら、片岡さん、「ここまで来たんだから泳ごう。」の一言で、みんなで海に。

守谷先生、素子ちゃんも一緒、泳ぎ初めました。あれ、何?立って見ていたら濁っていたのに、すごーくきれい、魚も沢山。大きいのもいる。楽しい。落ち込んでいた気分なんて、なくなっちゃいました。潜って魚追いかけたり、みんなで足もって繋がって泳いだり、大はしゃぎ、とても楽しめました。シャワーはないので、水道の水で海水を流して、冷たいけど気持ち良かった。トイレで着替えて、昼食、お寿司やさん「秀鮨」へ。まぐろづくしを注文。トロ美味しかった。ここって、赤羽にある「たっぴ」という居酒屋の親戚で、以前、赤羽のお店で、ダチョウ刺・カンガルー刺・ワニ刺・ワニ焼き・トド刺を食べた事があって、その話を店主に行ったら、盛り上がっちゃって。マグロが昨日は10頭上がったと、マグロの写真見せてくれたり、最後にコッソリ、マグロのお腹がサメに食べられていた写真も。一番美味しいとこだけ、サメも食べるから、食べられないようにね。なんて言われちゃいました(笑)。

船での食事の買い出しに行って、宿へ。なんと、宿の夕食はBBQ、守谷先生も初BBQだそうで、ラッキーです。お肉もたくさん食べて元気モリモリ。夕食時に泳順発表。浅野さん、井上さん、片岡さん。高橋さん、阿部の順番です。ラストなので、みんなを盛り上げて楽しんで、泳ごうと決意。そして、仮眠。前日、眠れなかったので、眠れた。良かった。同室の浅野さん。最初に泳ぐという事で、眠れなかったと。すみません。私、爆睡して。

いよいよです。雨は降っていません。風は?大丈夫そう。天気予報は?あれ?雨マークある。不安はありましたが、もう、行くしかありません。楽しもう、楽しむぞっとそれしかありませんでした。

車で港まで。真っ暗です。荷物を積んで、船で1時間30分かけてスタート地点の小泊まで。そして浅野さん。祈願のお清めをして、3時31分、いよいよスタート。

10分交代で暗闇の中泳ぎ初めました。私はラスト5番目です。一順目が終わり、お腹すいて、おにぎり食べて、応援して楽しんで、二順目の用意しようかと呑気にルンルンしていたら、「阿部さん、これから5分ダッシュ、流されていて進んでないから。頑張ってダッシュして。」とにこにこしながら言われちゃいました。えー?佐渡の時は3分ダッシュで乳酸たまって大変だったのに、5分なんて。でも仕方ありません。ぜーぜーで5分泳いでタッチ。2本ぐらいで終わるだろうと思っていたのに、いつまでたっても10分泳にならない。しかも、伴船してくれている船の船頭さんが手を下から上にあげて上がれのサイン。え?サメ?どうしようなんて思っていたら、もう無理だからやめろサイン。確かにいつまでたっても小泊、龍飛が近くで。もうダメなんだな。だったら、一本一本悔いなく泳ごう。いつ上がれと言われても楽しい思い出になるようにと。先頭さんも潮目を一生懸命見てくれて、私たちは信じて頑張るしかないし。「もう少ししたら潮の流れが良い方に向くから頑張って。」と言われ、希望を持って泳ぎました。抜けた。やった。少し龍飛が離れた。あ。これで15分泳ぎかな?と思っていたのに、いつまでたっても5分泳。
守谷先生。「みんな体力あるね。すごいね」とにっこり言いにきたり、私は、泳ぎ終わると、お腹がすいてずっと食べているのを見て(乗船中におにぎり7個、お稲荷さん1個、アンパン1個、おせんべ、バームクーヘン、コーラ1.5L、サイダー1.5L飲んで、2キロ増えました(笑))「本当によく食べるね。本当にすごい。バックの中、食べ物だけだ。」と感心して見に来たり。
「阿部さん。エンジンの音、よく聞いて、ウイーンという音の時は、進んでいるんだけど、ほら、音止まったでしょ。これ流されてる時だから。ずっとウイーンというエンジン音止まらないように泳いできて。」と泳ぐ直前に言われて、もう必死に泳いで梯子にヘロヘロで上がってくると、にこっと笑って拍手してくれたり。伴船の船頭さんも、にこにこ笑顔になって、私だけ左呼吸なので、寂しそうに思ってくれたのか、私が泳ぐとすごく近くに来てくれていて、見てくれていました。素子さんにも「阿部さんが泳ぐ時、すごい近くに来るから、あっちの船について行っちゃうかと思った。」と言われるほど本当に近くにきてくれてました。ありがとうございます。

やっと、北海道が近くになってきました。潮の流れが変わった?げ?冷たい。水温18度。本当、寒い。津軽の為?に4キロ増の私も冷たい。これ、細い人たち大丈夫?なんて考えながら泳いでいたら、さらに流れによっては15度かも、氷水みたいな海、これ、まずい。体冷える。キック打って心拍数もっと上げて温めなきゃなんて考えながら泳ぎました。

素子さんは、ずっとタイムをとってくれていて、休む暇もなく私たちに交代の時間を教えてくれて、5分泳の後1分と伝えてくれる笑顔に救われると同時にもっと上げなきゃと気合を入れるタイミング、素子さんの笑顔で頑張れたと思います。

北海道が近くになり、景色が鮮明に見えてからは、もううきうき、早くタッチしたくて、疲れている体も忘れてしまうほど、楽しく泳げました。

そして、とうとう、5人全員で列をなして北海道にタッチ、すごくうれしかった。

みんなで握手、写真も撮って、ハイテンション。長かったけど本当に良かった。
船に上がってみんな笑顔でハイタッチ。あれ?井上さんの顔が?号泣?あれ?私だけ、大笑い?井上さんからもらい泣き。13時間44分、無事、成功しました。

      
5分泳で20分しか休憩なくて、本当によく頑張れたと自分でも関心します。みんなと一緒だと出来るんですね。こんな泳ぎ方したのも初めて、とても自信がつきました。

これも船頭さん、伴船の船頭さんたち、たっぴのお母さん、宿のご夫婦、守谷先生、素子さんたちに支えられて出来た成功です。本当に最後まで、長時間に渡ってお付き合い頂いてありがとうございました。

でも、これだけで終わる私たちでは、無かったですね(笑)。なんと、龍飛に帰る為に飛ばしていた船が、故障。舵とりができなくなってしまいました。伴船にロープをかけて牽引してゆっくりした速度での船旅になりました。エンジンも私たち以上に疲れてしまったのですね。ごめんなさい。

今回の旅、一生の思い出になりました。これからも、オーシャンナビの楽しい企画に参加させて頂いて、悔いのない楽しい人生を送って行きたいと思っています。本当にありがとうございました。

そして、これからも、守谷先生、素子さん、ご迷惑たくさんかけると思いますが、よろしくお願いします。

そしてそして、一緒に泳いでくれた片岡さん、浅野さん、高橋さん、井上さん、本当にありがとうございました、。これからも海で、プールで末永くよろしくお願いします。

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阿部様、お忙しい中、横断泳ツアーの詳しいレポートを作成して頂き、ありがとうございました。
津軽海峡を泳ぐということの過酷さや達成感などが、これを読んだ皆さんによく伝わると思います。

この阿部様達が実施したこの横断泳の様子はYouTubeでご覧頂けます。
[url]http://youtu.be/l-loJaAimxE[/url]

来年度以降も「津軽海峡泳ツアー」をメンバー募集して実施したいと思います。これをお読みになって「私も来年は!」と思った方、ぜひオーシャンナビスタッフへご相談ください。あなたの夢をきっと叶えますよ!

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