ディセンディングは奥が深い

ディセンディングは奥が深い

2014年06月18日

こんにちは、さくです。

今日の新代田は、50m×4本のディセンディングをおこないました。
1本目より2本目を速く、2本目より3本目を速く、3本目より4本目を速く、という具合に、1本ずつスピードを上げていく練習です。そして4本目は全力に近いスピードで泳ぐというもの。

ディセンディング練習は、スピード持久力UPの代表的な練習で、トップレベルの選手でも一般スイマーでもできるため、幅広いレベルの人達に取り入れられています。

ただ、このディセンディング、じつは非常に奥の深いトレーニング方法で、目的や仕法によっていろいろバリエーションが組むことができます。
そして、泳ぐ人の意識次第で、とても効果的なトレーニングになったり、ほとんど意味のないものになったりします。

今朝は、練習内容を説明するときに「1本目から、ある程度のスピードをキープして泳いでください」とお伝えしました。
この練習は1本目が重要なんです。1本目にゆっくり泳ぎすぎると、はっきり言って意味がありません。

たとえば、泳力が同じAさんとBさんが、今日の練習をそれぞれ次のようなタイムで泳いだとします。
    1本目  2本目 3本目 4本目
Aさん 48秒  46秒  44秒  42秒
Bさん 64秒  57秒  50秒  40秒

二人とも4本目はほぼ全力で泳いだとして、AさんとBさん、どちらが効果的な練習となっているか?

ディセンディングはスピード持久力UPを目的としています。
Aさんは4本目の42秒に対し、1本目は48秒で泳いでいる。結構攻めていますね。1本目を泳ぎ終わった時点で、そこそこ脈が上がり、息も切れていると思います。その状態で2・3・4本目とタイムを上げていっているので、心肺機能にしっかり負荷がかかり、効果的な練習となっています。

ではBさんはどうでしょうか。
4本目は40秒。Aさんよりも速いタイムです。でも1本目は64秒で4本目より24秒も遅い。
これは、はっきり言ってしまうと手抜きですね。1本目では脈も上がらず、呼吸もまったく乱れていないでしょう。これでは心肺機能のアップにはつながりません。
それどころか、気分的にもゆるゆるになってしまって、2本目以降も勢いがついてこない。こうなると、1本目は泳がないほうがマシ、ということになってしまいます。

ディセンディングは何も考えずに泳ぐと、Bさんタイプの泳ぎをする人がほとんどだと思います。(僕だってそうなってしまいます。)でもこれは、1本目・2本目はゆっくり泳いでいいですよ、という練習ではないんです。

しかし今朝は、みなさん素晴らしかったです!
練習説明の時点で目的を理解してもらったので、ほぼ全員がAさんタイプでした。
それから、各コースの先頭を泳ぐ人の勢いが、とてもよかったですね。こういう練習はいくらでも楽ができるものなので、全体のムードは先頭の人の泳ぎに左右されます。今日は先頭が1本目からしっかり泳いでくださったので、全体的に勢いが増して盛り上がってきました。
非常に内容の濃いトレーニングができたと思います。こちらとしても大満足で、みなさんの泳ぎを見て、思わず顔がニンマリとしてしまいました。

今日の新代田のtotal距離は、
1コース:4450m
2コース:4200m
3コース:4050m
4コース:3900m
5コース:3500m
でした。

明日のレッツスイム新代田の担当は、平田先生と櫻井です。

明日は、夜の練習会もあります。木曜夜の中級レベル練習会『[url=http://www.ocean-navi.com/swim/onswim.html]target[/url]』
こちらも、マスターズスイマー・オーシャンスイマー・トライアスリートなど、みなさんそれぞれの目標に向かって盛り上がっています。
今日のディセンディング練習のような、内容の詰まったトレーニングを毎週50mプールでおこなっていますよ。
代々木インドア50にて19:00スタート。今週は湘南OWS10kmも視野に入れた、ロングでのスピード持久練を交ぜていきます。もちろん遅れての参加もまったく問題なし。ぜひお越しください!

 ほなまた。

 

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