2013年度日本マスターズ水泳長距離大会レポート

2013年度日本マスターズ水泳長距離大会レポート

2013年12月10日

11/2・3の2日間で行われた町田の長距離大会が終わって1ヶ月以上が経ってしまいました。
レポートが遅くなり、本当にごめんなさい。
そもそも、マスターズメンバーが長距離大会に向けてどうのこうのって少し前まで騒いでいたけど、それって一体何?っていう人も多いでしょう。
長距離大会は実施種目が1500m自由形・800m自由形・400m個人メドレーの3つのみのシンプルな大会。長距離種目はレース所要時間が長いため主催者に敬遠される傾向があり、全国的にも正式な大会は(特に長水路では)2つ、3つといったところ。
オーシャンナビでこの大会を秋の目標として掲げ参加しはじめて今年で3年目。この大会に今年は1500m自由形25名・800m自由形5名・400m個人メドレー6名の計32名(内4名2種目参加)で参加してきました。この人数は今年も全国ダントツトップ(ほとんどのチームは一桁、または一人参加)!レッツスイムのロング熱の高さと層の厚さを物語っています。
大会の模様は、今回はオーシャンナビの明日を担う若手!U40(40歳以下)の参加者にレポートしてもらいました。
→U40レポート[url]http://www.ocean-navi.com/masters/u40report.pdf[/url]
そして、レースの模様は佐々木美樹さんが[url=https://picasaweb.google.com/112029481637065174084/20131102?authuser=0&authkey=Gv1sRgCK-p1czBxPWKLA&feat=directlink]ウェブアルバム[/url]で公開してくれていますので併せてご覧になってみてください。

この大会の出場にあたっては、今年から新しい試みとして大会8週間前、ちょうどおんじゅくのレースが終わった週明けから、週に一度参加選手にメールでその週の目標を伝え実践してもらいました。目標は大きく4つあります。大会に参加しなかった方も、普段の練習で心がけて損はないことですからぜひやってみてくださいね。
[strong]その1・ターン(+浮かび上がり)上手になる[/strong]
 →これは再三再四ブログでも言ってきたのでお分かりですね。
[strong]その2・適正サークルを知って「勝ち練習」をする[/strong]
 →例えば、かなり大雑把に言うと
  「自分の1500mの目標タイムを15で割って平均を出し、
   それに5秒足す」と、おおよその 適正サークルに
   なります。もちろん練習の内容よっても頑張り方は
   違ってきますが、このサークルに対して「今日は
   ダメだった」と思ってしまうような練習はNG。
   最強のイーブンペースを身体にしみこませる為にも
   メントレ的にも、これはとっても重要。
[strong]その3・パドル・プルブイ・フィンはメインでは使用厳禁[/strong]
 →海のレースでもマスターズでもオリンピックでも、
  「プルブイ付1500m」という競技は存在しません。
   生身の身体で泳ぐことをもっと大切にしましょう。
[strong]その4・たまにはレッツスイムを離れて自主練の勧め[/strong]
 →海では一人練習は絶対厳禁だけどプールでなら出来ますよね
  プールの1500は地味で長いから、精神鍛錬にはこれ結構重要
  「みんなでやればできちゃう」の逆をあえて追求しました。

そこに込めてきたのは「確かな泳力をより確かにする」ということ。
海レースも一段落したこの時期にこうして骨太な泳ぎを手に入れることで来年の目標を明確に持てるようになってほしいという気持ちをこめて、毎週メールを送り続けました。
毎週長〜いメールにうんざりしながらも、みんなよく頑張って、納得行く結果がでたみたいで良かったですね
リザルトはこちら→[url]http://www.tdsystem.co.jp/LONGDISTANCE/2013/TOKYO/PRO.HTM[/url]

U40のレポートにも出てきますが、この大会には帯同計時員をつける事がエントリーの条件(タッチ盤以外にも手動掲示でフォローをするのが国際的な競泳規則なのです)。帯同計時員とは泳者のラップタイム、トータルタイムを計測する役割ですがこのタイムを記入する帯同計時用紙には、私がオーシャンナビのマスターズ担当を引き受けるきっかけとなった思い出があります。
4年前、私が守谷先生からマスターズ担当を打診されて踏ん切りがつかなかった頃、私はまだ別に職を持っていて、ごくたまに指導のお手伝いをさせて頂く立場でした。その当時勤めていたのがこの長距離大会を主催する水泳関係の某団体。ある日その協会で保存期限を過ぎた書類の処分という仕事を任されました。漠然と作業に当たる中、「長距離大会関係」という箱を開けたとき、飛び込んできたのは「スポーツコネクション・守谷雅之」という署名がされた帯同計時用紙が何枚も何枚も。今も昔も、多人数で参加するチームが稀有な長距離大会において、その昔普通のスポーツクラブからこぞって参加するのはさぞかし大変だっただろうな・・・。私は完全に心を揺さぶられてしまいました。今でこそ、世界中の海であははは〜の守谷先生ですが、そこに至るまでに守谷先生が大切にしてきたものが何かということをその時はっきり知りました。海を泳ぐということは楽しいことですが、どんな挑戦も確かな泳力がなければ実現できない、守谷先生は一足飛びに海にたどり着いたわけではなく、こうして長い長い年月をかけ、皆さんを海へいざなって来たのだ、と。それは今から20年近く前の書類でしたが、今よりも少し固くこわばった守谷先生の署名に、もし若かりし日のマサユキ君に声をかけることが出来るなら「20年後、あなたの思い描いた海へみんなたくましく泳ぎだしているからあまり頑張りすぎないで」と言ってみたくなりました。裏を返せばそれは今の私への言葉かもしれません。みんな、ストイックにプールでの1500mに挑むことでより確かな泳力を手にして広い海に泳ぎ出して行ってくれる、そのことを誇りに、私は今では海に出ることはほとんどなくなりましたが、しっかり守谷先生の留守中に新代田を守ることも素敵な分業だと今改めて思っています。来年も、原点とも呼べるこの大会を大目標に、私は鬼コーチとしてプールを守ろうと思います。皆さん!ついて来てくださいね!

さて、来年の長距離大会の目標は・・・。
「1500mフリーを泳ぐ」ということはオーシャンナビではもう当たり前のことになってきました。
型破りなことをしなきゃ、オーシャンナビらしくない!ということで、来年はズバリ!
「1500と4個メ、ダブル制覇」・・・これが目標です。
応用編としては長距離大会は愛知会場と東京会場で2週連続で行われますので
「愛知と東京で1500、800、4個メのトリプル制覇」なんていうのもいいかも。
4個メはいきなりハードル高いなぁ、という方は1年のうちどこかで2個メを泳ぐ、っていうことでいかが?
海に、プールに、クロールだけじゃなくてバタフライも背泳ぎもクロールも!
いつでも!どこでも!何泳ぎでも!これが最強スイマーの証。
真のマルチスイマーと呼ばれるようになりましょう! 皆さんなら 絶対なれるよっ!
(報告:オーシャンナビマスターズチーム プレイングマネージャー 浅見 真琴)

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