背中の勘

背中の勘

2013年10月20日

とっても寒い週末でした。体調を崩していませんか。
台風続きで御蔵島に行けなかった皆さん残念でしたね。
なので土日とも守谷先生が泳ぎに来ていましたが、
留守番だったはずの私にとっては抜き打ちテストみたいで、
緊張しちゃいました。説明の声も小さかった?かな?

今朝のドリルでは「サイドスタート」をやりました。
サイドスタートとはマスターズのレースで飛込みが出来ない場合などの正式スタート方法です。だからと言って競泳ルールだから海には関係ないなんてことはなくて、抵抗を最小限にすることを追求するという意味ではとっても理に叶っています。
飛び込み台のグリップ(バー)または壁を右手でつかんで、左手は水面、つま先もおへそも顔も横向き(新代田ならペースクロック側)に構え「よーい、ハイ」で前に伸ばした左手よりも中に頭をしまいながら右手を前へ(左手と重なる)・・・こうしてすばやくストリームラインになれることはとっても重要。
今日はこのドリルの間、皆さんに拍手を送りたいくらい美しく皆さん潜れていました。
いつもより、けのび+キックで浮かび上がってくる距離がだいぶ伸びたでしょ?
仮に1mこの距離が伸びたとして、1500m泳げはスタート・ターンで壁を蹴る機会は60回、60m得をします。
これってすごくないですか?

詳しく理屈を説明すると、しっかりとしたストリームラインで壁を蹴った時のスピードは、通常泳いでいるスピード(泳速度)の何倍にもなります。壁を蹴ったスピードが落ちるまでけのびをしていて、完全にスピードが落ちてから泳ぎ始めるよりは「壁を蹴った勢いが泳速度と重なったところ」でスイムに移行できるのがベストです。そして、泳速度になる直前にキックをすること、これも重要なポイントです。この「壁を蹴った勢いが泳速度と重なるところ」はキックの精度により個々人違いがあり、一概に何メートル地点とは言えません。
今日のような練習でその感覚を養うことが大切です。

また、どうして壁を蹴った後潜るの?という質問も頂いたのですが、それは水面近くには造波抵抗という力があるのでこれを回避する為に潜った方が良いのです。
これって海で波をクリアする時と同じ理屈です。
レッツで1日4000m近い練習をするとして100回以上はその練習を出来るのにそれを無駄にするなんてもったいないですよ!

そして、今日は説明できなかったのですが、プールでの浮かび上がりのタイミングも海で波をクリアする時のタイミングも背中で感じられるようになったらしめたものだと私は思います。
壁蹴りの後だんだん浮上していくと背中の上にある水の重さが変わってきます。この微妙な感じを大切にしてみてください。耳の横を流れる水のザワザワ感もスピードによって違います。
昔、生徒だった頃に守谷先生に海で波をクリアする方法を尋ねたら「まこっちゃん、なんとなくそのうち感覚的に分かってくるよ、あははは〜」と言われたことがあるのですが、その時はハテナがいっぱいだったけど、つまりはこういうことなのかなと最近思っています。

ということで、背中の感?勘?を大切に、泳いでみましょう!!!

22日(火)の新代田は櫻井先生と宮杉先生、品川は平田先生です。
皆様のお越しをお待ちしてます。      (真琴)

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