佐渡海峡リレー横断泳 参加メンバーのレポート

佐渡海峡リレー横断泳 参加メンバーのレポート

2013年06月28日

佐渡海峡リレー横断泳のメンバーとして泳がれた大島学さんがレポートを作成してくださいました。
ぜひご一読ください。

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眼前に広がる青い海を見ると、つい泳ぎたくなる気持ちはオープンウォーターを楽しむ人にとっては共通のことだと思う。
ただ、このスポーツはクセ者である。何せ市民権がまだ低い。
経験のない友人に説明すれば、「遠泳?」「トライアスロン?」など微妙に違うことを言われ、説明が面倒になる。泳ぎの練習以上にこれ、けっこう大変である。
・・・しかし、「この島からこの半島まで十数時間かけて泳いだ」と言えば、「おーすごい!」となる。説得力がある。ふふっと思う瞬間である。・・・海峡横断の魅力である。

津軽海峡が最難関の海峡の一つとして世界七大海峡に認定され、世界中から津軽にスイマーが集まるようになったが、同じ距離でもっと手軽に泳げる国内海峡、それが佐渡島赤泊(あかどまり)から新潟寺泊(てらどまり)までの佐渡海峡42kmだ。

通常、海峡は周辺の海より狭まっているので海流が早い。
しかし、この佐渡海峡は他の海峡より海流が緩やかで、リレー形式であればオープンウォーターの初中級者〜中級者でも参加出来るのが魅力だ。

2013年6月18日にオーシャンナビのメンバー11名(女:男=6:5)で挑んだ横断。単純計算で一人平均4km未満。余裕の距離だ。オーシャンナビの朝練に来ているメンバーであれば、まず間違いなく泳げる。

準備からが楽しい。まず、代表の守谷校長とサポートの本間さんから、オリジナルのベンチコートをプレゼントされる。真っ青な海の色のベンチコート。船の上で食べる予定のソウルフードはバナナ、チョコ、羊羹・・・この買い出しも楽しい。

さて、当日は、朝8時半の東京駅の上越新幹線ホームからがスタート。サラリーマンに混じって居並ぶやたらとハイテンションの山登りにしてはKEENのサンダルという軽装のメンバーは、異様な目で周囲から見られるが、これまたいい思い出。そのまま新潟の燕三条についたらホテルまで車で。仮眠をとったあとは、身支度を調えて夜の漁港へ。
6月18日夜0時に併走する漁船に乗り込み新潟寺泊を出発。午前2時に佐渡島到着後する。

さぁ出発だ!第一泳者、真っ暗な夜中の海に安全達成祈願の御神酒をエイッと注いだら、ザブンッと漁船から飛び込む。あとは、10-15分程度泳ぐことを11名で回せば到着である。気づいたら、新潟が迫っていて、あっという間にゴール。ねっ簡単でしょ?(守谷風)

・・・と、言いたいところだが、じつは現実は厳しい!夜中の海はと〜っても怖いし、「サメは海だからいるかもねぇ」という守谷校長の一言にはビビらされるし、船酔いすれば死ぬような思いだし、クラゲは出るは、10mを越える波は来るは、これゴールできないかもって漁師さんに言われてヘコむし、雨がザーザー降るは、体温奪われてガタガタ震えて、寝ようかと思ったら漁師さんのイビキで仮眠もとれず、なんとか寝れたと思ったら頭をぶつけて流血したり、そりゃもう大変・・・。

しかし、守谷校長と本間さんが四六時中暖かく声援を送ってくれて(いけー!泳げ−!!急げー!!! 等とは多分言われない!)、自分一人の力では駄目でも、仲間で力を合わせれば、達成できないことはない。
前述の厳しい現実を仲間とともに乗り越えたあとのビールは、まさに至高の一杯!

そして、終わった後は、日本地図を見ては、あ〜ここを泳いだんだなぁと佐渡島と新潟を目で追うときには思わずニンマりとしてしまう。
「チャネルスイマー(Channel=海峡。海峡横断者の意味)」という勲章は何者にも代えがたい人生の宝である。

海峡横断。是非一生に一度はオススメしたい。

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大島さん、お忙し中、レポートを作成して頂きありがとうございました。相当過酷な感じのレポートですが。。。簡単にはいかないのが横断泳!来年も実施予定です。ぜひ今回を逃してしまった方はぜひ次回!  (佐渡海峡横断泳担当守谷)

佐渡海峡横断泳の動画をYouTubeで公開しています。
[url]https://www.youtube.com/watch?v=Lv50i-e0lKE[/url]

写真はfacebookで公開しています。
[url]https://www.facebook.com/media/set/?set=a.597047880328400.1073741836.242726645760527&type=1[/url]

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また大島さん以外のメンバーもfacebookで感想を公開しているので、お名前は伏せて一部抜粋させて頂きます。

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K林N子さん

佐渡新潟横断を無事にゴール出来てみんな晴れやかな笑顔でした。
実は今回は2回目、泳ぎ始めて半年の頃 夫が行くといつので 応援団のつもりでついて行ったのに 私もメンバーに加えて頂き 大波のなかを必死で泳ぎました。その時の動画をみたら、ヒドイ…^_^;
暖かく見守って下さいました諸先輩たちに今更ながら感謝です。
あれから2年、毎日レッツスイムに通い、年間1000キロを泳ぎました。「練習は嘘つかない」
「やれば出来る子」を信じ いざ真っ暗な大海原へ泳ぎだしたら、なんと全然怖くない!
嬉しくて、楽しくて!面白い!
私は船酔いはしない、大波でも泳げる、寒くない これ1番大事でした。
残念なことは 私が泳ぐと船のエンジンが止まりました。泳ぐのが遅いということです~_~;
まあ泳げたので良しとします、この課題はまた練習に励みます。

大しけのなか 見事にゴールに導いて下さった船頭さん、私たちメンバーを信頼して自由に泳がせて下さった守谷先生は 今年も眠りの国の王子様でした。
目覚めて泳ぎを見せてくれた先生は それはそれは力強くて 船がどんどん進み、さすがは私たちの師匠でした。
我らが海の女神さまの素子ちゃん、今回は短い時間でどんどん回したために、常に時計を見て休む暇もなくて大変だったことでしょう。
私は呼吸のたびに素子ちゃんを探し一安心、「時計を見てる」「メガホン持った」…あと1分のコールを心待ちにしていました。翌日早朝のお帰りをお見送りもせずにごめんなさい。
本当に頼りになるリーダーでした。(*^^*)

そしてメンバーの皆様、本当に素敵なみなさんとご一緒させていただきました。みなさんの荒れた海に出て行く姿に大いに勇気をもらいました。
ありがとうございました。
私、最後まで大騒ぎでしたね、うるさくてごめんなさい。
またどこかでご一緒しましょう。

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K崎N子さん

ただいまです!
13時間17分かけて無事に帰って参りました。
10メートルを越すおおしけの中、私は船酔いで後半ダウンしましたが、最後はなんとか仲間に戻り、なんとかみんなと一緒にゴールすることができました。
頑張ってよかった(T-T)
応援ありがとうございましたm(._.)m
まだ揺れてる…(((^^;)

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Y田M子さん

最初は緊張のあまり自分の泳ぎを見失い、過呼吸のようになってしまって、途中交代を考えましたが、最初から自分に負けてはいかんやろうと、なんとか10分間泳ぎきり、その後は大きなうねりや船酔い、寒さとの戦いで、ほとんど修行状態でした。

最後は、体も心も折れてしまって、ご迷惑にはならないようにとだけ思ってたのに、皆さんの泳ぎに助けられる形となり、ただただ申し訳なかったです。

でも振り返って、守谷先生や素子さん、船頭さん、メンバーの皆さん、そしてネットの向こうの皆さん、色んな人の支えで、こうして泳ぐことができたんだなって思うと、なんだろ、うまく表現できないですけど、すごく心が満たされます。

貴重な経験をさせていただいて、本当に本当にありがとうございました。

また、地道に泳ぐの頑張りたいと思います。

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O田Y子さん

先程、佐渡〜新潟横断泳を終えて、無事に自宅に戻りました。
43kmを13時間かけて11名の仲間たちとリレー形式で泳ぎ切りました。
昨年は新潟入りしたものの、台風8号の新潟上陸で中止になったので、今年は気合を入れてのリベンジでした。
でも、嵐を呼ぶ(?)私は、やはり雨の中、最大10mを超えるうねりの中での横断泳になってしまいました。
一人では、無理でも仲間と共に…凄い事、出来ました*(^o^)/*

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皆さん、それぞれいろいろな想いがあったようですね!いい経験になったことと思います。こんな経験って普通じゃできませんよね! また次の海峡を目標にしてまた頑張ってトレーニングしましょう!(佐渡海峡横断泳担当守谷)

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