マスターズ短水路深谷大会レポート・その1 400m自由形の巻

マスターズ短水路深谷大会レポート・その1 400m自由形の巻

2013年04月15日

4月も半分が過ぎようとしています。
強風が吹いたり、夏日があったり、コートが必要な日もあったり、
落ち着かない半月でしたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私にとっての4月前半は7日(日)に行われた深谷での
短水路大会一色でした。たった一つのマスターズ大会ですが、
エントリーした18人の選手それぞれにドラマがある感動的な大会でした。
深谷大会は400m自由形と400m個人メドレーが同時に実施される
数少ない大会。本格的な海シーズン到来の前に、冬場の泳ぎこみの成果を
試すもってこいの機会。
そして400m種目はロングといえばロングですがミドルの要素のほうが
色濃く、スタミナもスピードも求められる競技。
とは分かっていながらも、挑戦してみないとなかなかその極意が
分からない競技でもあります。そして4個メにはさらに、
4泳法を、特にバタフライを100m泳げなければならないという
ハードルもあり、面白さはさらに増します。
今回はマスターズビギナーの5コースメンバーが25m競技にも挑戦。
泳ぐ人すべてにステップバイステップの目標を掲げる
オーシャンナビならではの大会となりました。
さて、説明はこのくらいにしますので、参加者レポートを
是非お読みになってください。今回は400m自由形に参加された
山本一郎さんと400m個人メドレーに参加された高尾大介さんに
レポートをお願いしました。
お二人のレポートはとても素敵な言葉でつづられていて、もはや私の言葉など何も必要ありません。
山本さん・高尾さん、お忙しい中ありがとうございました。

[strong]まずは400m自由形に挑戦された山本一郎さんのレポートです。[/strong]
4年くらい前は毎週土日は新代田だったのに、最近は年末の21x本だけ出没する山本です。
マスターズやOWSだけお会いする方の顔と名前が一致しないため、試合の度に一生懸命覚えているところです。
私は2年前のFIAマスターズの後、所属クラブからオーシャンナビに移籍しました。
所属クラブはマスターズ登録者が少なくリレーを組めず、種目の時間が合わないと打上げも出来ないため、
移籍の二文字が浮かんでいたところをお誘いいただきました。
今回の短水路深谷大会も参加者多数で、打上げまでとても楽しく過ごすことが出来ました。
私はマスターズ16年生ですが、本大会は遠方のため出場機会を逸しており昨年が初参加でした。
移籍したことで参加出来た試合の一つです。
昨年は桜が満開、今年はチューリップなどの草花が一面に広がるとても風光明媚な会場です。
400m種目は午後に集中していて、一人ずつ名前とチーム名がコールされるとオーシャンナビのオンパレードでした。
特に4個メは世界のYさん始め多数の方が出場していました。
バタフライを覚えて間もない方も含めて全員が見事に完泳しました。
そして4個メも4フリもメダルラッシュでした。(私は4位でゲットならず。)
海4やターゲットなどオーシャンナビの魔法の力を実感しました。
私もいつかは4個メという思いを抱きながら16年間手を出していませんでした。
一緒に挑戦すれば良かったと後悔しつつ、昨年と同じ4フリに出場しました。
昨年は6分を切れず、過去に記録も記憶も無い残念な結果でした。
それを「年令区分が上がったから仕方ない」とか「トライアスロンを始めたから仕方ない」
と言い訳を探して自分を納得させていました。
今年の東京マラソンではサブ4を目指して練習を重ねながらも達成できず、スイムを犠牲にしてもランが速くなるわけではないと思いました。
そこで気持ちを切り替えて「FIAと深谷では前回のタイムを切る」という欲張らない目標を立ててスイム練習を増やしました。
FIAは2フリなので、キックもプルもドリルも200mで組み、インターバルは50m×4本を数セット、1本ずつを5秒レストという練習を繰り返して目標を達成しました。
深谷に向けては、熱血先生のアドバイスで400mキックを毎回取り入れました。
これは今までやったことがなかったので新鮮でした。
メインは100m×4本を5〜10秒レストで設定しました。
ドリルや4種目も混ぜましたが、全て400mになるように組みました。
最後に試合直前の一夜漬けですが、ターゲットで脚をつりながらペース配分を勉強しました。
新型水着を購入した効果もあって、昨年より15秒短縮できました。
自己ベストには6秒足りませんが、7年前と同じ記録です。
「練習をしなければタイムが落ちる」
こんな単純なことに気づかせてくれた試合でした。
そして50代の自己ベストも夢じゃないと思えるようになりました。
7年前は私がOWSに初挑戦した頃でもあります。
マスターズでは物足りなくなったことと離島で泳ぎたいという気持ちから始めました。
1年後にヨロンで出会ったAiちゃんに新代田を教えてもらったので今の自分がいると思います。
同じ頃、職場の近くで東京マラソンを見物して「自分も完走できるのでは?」という勘違いに、
自宅の近くで手賀沼トライアスロンを見物して「自分も完走できるのでは?」という思い込みが重なりマラソンとトライアスロンへの興味が芽生えました。
3年前にマラソンを始め、遊びで買って冬眠中だったロードバイクを叩き起こしてトライアスロンを始めたのは2年前です。
種目が増えて練習時間を作ることの大変さを知りました。
スイムだけの頃は自作のメニューをプールサイドに置いて練習していました。
泳いだ距離を加算して一年間で東海道線をどこまで行けるかという一人オーシャンスイムマラソンのようなこともやっていました。
ランとバイクが加わり練習時間が減るとスイムも思い付きメニューに変わりました。
しかし今回の試合と練習を通して気づいたことがあります。
「少ない時間でも目的を持って計画的に練習すれば効果がある」ということです。
逆に言えば、目的を持たずに練習時間を増やしても無意味だということです。
ランもバイクも同じで、ただ走るのではなく目的を持った練習メニューを作って取り組むべきだと感じました。
自主練習だけというのも限界がありそうです。
ターゲット、海4、新代田等で第三者にアドバイスをいただくことも大切だと思いました。
私にとってのマスターズはそのような練習の成果を試す場所です。
仕事と年齢と数々の誘惑と戦っている『チームオッサンナビ』の皆さん、
練習は嘘をつかないし、諦めなければ夢は叶うことを信じて共に頑張りましょう。
本大会の試合後の打上げで、K婦人部長から提案があり、来年は25mと400mの2種目にエントリーすることになりました。
25m種目で体を暖めてから400mに挑もうというアイデアです。
発展型で4個メ&4フリという提案もありましたので、強者の皆さんはぜひ挑戦しましょう。
残念ながら今回棄権したHさんも4個メをマスターして今年の分を来年泳ぎましょう(゜_゜;)
来年も深谷大会の午後種目はオーシャンナビの花が満開になることでしょう。
最後に、送迎にご協力いただいたNさん、Sさん、熱血先生に感謝申し上げます。どうもありがとうございました。  

(その2に続く) 

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